映画「MOTHER」を観ました。
とても面白かったです。
思わず見入ってしまう映画。
「愛情」は、人間が本来的に持っている感情だが、これに真正面に向き合ってしまうと、恐怖、楽しさ、嫉妬、憎しみ、怒り、癒しなど、様々な正と負の感情を激しく行き交うことになる。
この映画は、感情の混乱が非常にうまく描かれている映画だと思いました。
とてもねじ曲がった愛情の形。いや、愛情とは本来的にそういうものか。
破滅に向かう欲望の源泉ともなりうるものであるから、社会を生きていくために自らを律する必要があり、そのことを理性的に理解しないといけない。
そんなことを見ていて思いました。